マイコン用組込みOSを試す

Seeed経由で注文していたMT3620が着荷しました。Azure SphereのMCUを構成するものです。マイクロソフトなのでWindows 10 IoT Coreが搭載されているのかと思いきやLinuxベースのセキュアOSということで、どんなものなのかちょっと気になってます。 まずはLチカとうことでMT3620のセットアップをしてみました。手順はこちらに記しています。→マイコン用OSをインストールしてみる  

NXP LPCXpresso54628購入

FreeRTOSの勉強用に、NXPのLPCXpresso54628を購入しました。しょっぱなからmbed対応のファームウェア書き込みでハングアップするというトラブルがありましたが、まずはクリアしてwebコンパイラからmbedプログラムを書き込めるところまで来ました。ハングアップの原因は、おそらくリセットボタンのたてつけが悪く、一度押すと押しっぱなしに状態になっていたことではないかと思います……。 LPCXpresso54628での実験結果は、今後このページにまとめていきます→LPCXpresso54628情報

interfaceオフ会(M5Stack小ネタ紹介)プレゼン資料を公開

interface誌の記事執筆者が自身の記事や関連する製作物を自由にプレゼンする場「オフ会」で、僕が発表したプレゼン資料を公開します。 記事としてはESP32の深堀的な内容でしたが、オフ会ではM5Stackの小ネタ3個を紹介させてもらいました。 M5Stackの拡張モジュールをネジで固定するのに最適なネジ M5Stackを首から下げられるようにする方法 M5Stackにバッテリーインジケータを増設する製作期のまとめ (詳細は本サイトのページ「M5Stackにバッテリーインジケータを増設する」で説明しています。) ご参考になれば幸いです。 ちなみにオフ会ではM5Stackを首にかけて名刺代わりに … “interfaceオフ会(M5Stack小ネタ紹介)プレゼン資料を公開” の続きを読む

PIC32MZでJR-100用スキャンコンバータを作る(3) PMPの出力について

R2Rの1番ピンの電圧変化

ビデオ信号の出力としてPIC32のPMP(Parallel Master Port)を使おうと思っています。JR-100からのビデオ信号のキャプチャと整形後のビデオ信号の出力を並行処理するために割り込みを多用する必要があると考えていて、そうするとなるべくCPU処理の影響を受けないようにするためにDMAと協調動作できるPMPが有用だと考えたためです。 そこでまずはPMPの動作をテストしてみたのですが、思わぬ結果となりました。 PMPの出力周りの回路を再掲します。 青い線の左側はPIC32のPMD[0:7]ピン(PMDINレジスタ)につながっています。したがって(PMPを適切に設定したうえで)PM … “PIC32MZでJR-100用スキャンコンバータを作る(3) PMPの出力について” の続きを読む

PIC32MZでJR-100用スキャンコンバータを作る(2) 実装

PIC32MZをユニバーサル基板に実装(表面)

前回回路設計まではやってみました。四方をピンで囲まれた変換基板のためブレッドボードでの実装ができず、ユニバーサル基板上に実装します。部品点数も配線もそれほど多くないのですが、ユニバーサル基板だと相当手間がかかってしまいますね。実装結果はこんなになりました。 PIC32MZの変換基板がけっこう大きいので、ユニバーサル基板も少し大きめの秋月Aタイプ(155mm×114mm)でちょうどいい感じです。 R-2Rラダー抵抗は後で使いまわしたいので10ピン×1列のICソケットに挿しています。 また変換基板は四方に18×2列のピンヘッダを4個とりつけ、基板側のピンソケットと接続します。ピンソケットは40×2 … “PIC32MZでJR-100用スキャンコンバータを作る(2) 実装” の続きを読む

PIC32MZでJR-100用スキャンコンバータを作る(1) 回路設計

JR-100のビデオ出力をきちんとビデオキャプチャできるようにしたいという目標のもと、PIC17Fで垂直同期信号を補間することから始め、dsPIC24Fでカラーバーストを載せたりSビデオ信号に変換してみたりといったことをこれまで試行してきました。しかしどれも満足のいく結果は得られませんでした。ここまできたら、そもそも根本的に対処するやり方を考えるときが来たのかもしれません。そこで次はスキャンコンバータを作って最終解決を図ってみようと思います。 方針 これまでの敗因は以下の2点です。 JR-100のビデオ信号の周波数とPICが使用するクロック周波数はどちらも3.579545MHzの倍数なのですが … “PIC32MZでJR-100用スキャンコンバータを作る(1) 回路設計” の続きを読む

ESP-WROOM-02とBME280で床下環境を計測する

自宅の床下部分が収納庫として成立するのかを確かめるべく、温度・湿度・気圧の環境状況を長期にわたって計測してみようと思います。床下というのはいわゆる床下収納庫ではなく、その外側にあり家外の外気とつながっている本当の床下で、家の基礎などが丸見えになっている領域です。家の外につながっているので外気に連動して温度や湿度が変動するような気もするし、床の下なのである程度安定した状況になるような気もする。ということで、実際に確かめてみることにします。 測定回路 床下は電源が取れないので、電池で長期間動作させられそうなものとして、ESP-WROOM-02を選択。Raspberry Piだとちょっと電池の持ち的 … “ESP-WROOM-02とBME280で床下環境を計測する” の続きを読む

JR-100のビデオ出力のカラーNTSC化(4) S-Video出力完成、しかし……

前回の同期ずれ問題を解消すべく、そもそもビデオキャプチャ側で同期分離する必要がなくなるようS-Videoでの出力化をすることにしました。S-Videoでは輝度信号(Y)と色信号(C)を分離して出力すれば良いです。JR-100からのコンポジットビデオ信号はS-VideoでのY信号そのものなので、JR-100の出力をそのままYに流してやり、適当なタイミングでC信号を出力すればよいはずです。 回路図 回路図の基本は前回のものを踏襲します。ただし次の2点を組み合わせて合計4パターンで実験してみることにします。 水平同期信号の幅 JR-100の水平同期信号の幅は9.05μsと規格よりだいぶ長くなっている … “JR-100のビデオ出力のカラーNTSC化(4) S-Video出力完成、しかし……” の続きを読む

JR-100のビデオ出力のカラーNTSC化(3) 同期ずれが解消できない

本業でバタバタしてブランキング期間がありつつ、こちらも悪戦苦闘してきましたが、どうやら現在のやり方ではうまくいかないことが分かってきました。このまま突き進んでもあまり有益な情報は得られそうもありません。いったん現状をまとめて次の方式の検討に入ろうと思います。 回路について まず回路はこうなりました。 コンパレータの選択とI/Oポートへの接続 当初はコンパレータとしてNJM360Dを使う計画でしたが、これだと回路全体で3電源が必要(+5V、-5V、PIC用の3.3V)が必要になってしまいます。これではやりたいことに対してちょっと回路が大げさになり過ぎるため、単電源のTL712CP(応答時間:25 … “JR-100のビデオ出力のカラーNTSC化(3) 同期ずれが解消できない” の続きを読む

JR-100のビデオ出力のカラーNTSC化(2) LM1881Nの挙動

コンパレータで映像信号を取り出すところはうまくいきました。次に同期信号を分離する回路を検討します。JR-100の同期信号はかなり特殊なので、専用ICでどこまでうまく取り出せるものなのかが注目ポイントです。 LM1881Nによる同期信号分離 同期分離にはスタンダードなLM1881Nを使います。回路はデータシートに載っているリファレンス回路そのままです。早速ここにJR-100の映像信号を入力してみます。 CSYNC出力 青い線が入力、赤い線がLM1881NのCSYNC出力(1番ピン)です。きれいに同期パルス部分が取り出されています。内部では単にコンパレータで一定基準以下の電圧を取り出しているだけで … “JR-100のビデオ出力のカラーNTSC化(2) LM1881Nの挙動” の続きを読む