JR-100:エミュレータv2にCPU速度設定機能を追加

長らく放置していたJR-100エミュレータver2に新機能を追加しました。CPU速度を設定する機能です。コメントでいただいていた機能をいつか実装しようと思いながらずっと手を着けられずにいましたがようやくできました。ついでにR6522の実装も強化しています(外見はよく分からないと思いますが)。 ダウンロードはこちらよりお願いします。 JR-100エミュレータ こんな設定画面です。ほぼ10倍速となる10MHzまで指定できます。 JR-100のBEEP音の周波数はクロック周波数に直結しているため、例えば実機でクロックを2倍に修正するとBEEP音の周波数も2倍になるはずですが、エミュレータではクロック … “JR-100:エミュレータv2にCPU速度設定機能を追加” の続きを読む

JR-100: MB14392について(1)

JR-100: 全体

松下電器が発行していた技術報告書からJR-100の論文を入手しました。 JR-100に搭載されているMB14392というLSIの仕様が長年謎だったのですが、この論文に情報が載っていたので、少しずつ分析していこうと思います。 ※ 分析のまとめはこのサイトのまとめページの方に順次追記していきます。 さてまずMB14392は、200ゲートアレイのセミカスタムLSI(マスタスライス方式)とのこと。マスタ・スライスLSIとは、 配線層のみの変更で専用回路を設計できるLSI。セルベースLSIでは,40枚程度のマスクを機器メーカーが用途に応じてカスタマイズする。マスタ・スライスLSIは,トランジスタ層と配線 … “JR-100: MB14392について(1)” の続きを読む

JR-100のプログラムデータを再生するツール

JR-100: 全体

JR-100ではプログラムを音声データにより外部媒体(カセットテープ)に保存することが可能です。この音声データ(仕様)を再生するプログラムを作成しました。目的は、JR-100のVIAのエミュレーションを正しく行うために、VIAの仕様書を読むだけでは理解できない動作をJR-100実機を使って検証するためです。様々なパターンのマシン語プログラムを毎回打ち込んだりカセットからロードするのは時間がかかりすぎるので、PCから直接再生することにしました。 使い方 Java 1.7以降のJREがインストールされていることが前提です。 ファイルをダウンロードして適当なフォルダに格納してください。JR-100の … “JR-100のプログラムデータを再生するツール” の続きを読む

JR-100のセーブデータのフォーマット

JR-100: 全体

JR-100でSAVEコマンド実行時に再生される音声データの形式を示す。 記録方式 FSK (Frequency Shift Keying)方式で記録する。 スペース: 1,200Hz マーク: 2,400Hz ボーレート: 600ボー 1秒間に600個のスペース(0)またはマーク(1)を送ることができる。 つまり1変調あたり、スペースは2周期分、マークは4周期分が含まれることになる。 バイト表現 1バイトの値は、スタートビット1ビット(0b)とストップビット2ビット(11b)を合わせて、11ビット分を送信する。送信するビット列はLSB(ビット0)からMSB(ビット8)の順に出力される(リトル … “JR-100のセーブデータのフォーマット” の続きを読む

JR-100エミュレータ

松下通信工業製の8bitパソコンJR-100をPC上でエミュレートします。エミュレータの実装はCやC++で作成されるものが多いのですが、自分自身のJavaプログラミングの向上と、Javaで実装することによるマルチプラットフォームでの実行を目指しています。 エミュレータといえば実機のROMデータが必須なのですが、私はJR-100の面白さを多くの方にぜひ知ってもらいたいと思い、最初はROMデータ不要版(v1)を開発しました。ある程度できたところでROMデータを使う本格的なエミュレータの作成に着手し(v2)、現在にいたっています。 ダウンロード エミュレータver1 JR-100のROMデータなしで … “JR-100エミュレータ” の続きを読む

JR-100とは

JR-100

このページの内容は以下のページに順次移行します。 http://asamomiji.jp/contents/retropc/all-about-jr-100 JR-100は昭和56年に松下電器産業から発売された8bitマイコンである。定価は54800円。当時の日本のマイコンは「80系」と「68系」のどちらかで呼ばれることが多かったが、JR-100は6802互換のCPUである富士通のMB8861を搭載した「68系」である。 なお実際には松下通信工業株式会社(現パナソニックモバイルコミュニケーションズ株式会社)・電卓事業部が開発に携わっている。 このマシンの特徴は消しゴムキーボードとユーザ定義文字 … “JR-100とは” の続きを読む