JR-100のプログラムデータを再生するツール

JR-100: 全体

JR-100ではプログラムを音声データにより外部媒体(カセットテープ)に保存することが可能です。この音声データ(仕様)を再生するプログラムを作成しました。目的は、JR-100のVIAのエミュレーションを正しく行うために、VIAの仕様書を読むだけでは理解できない動作をJR-100実機を使って検証するためです。様々なパターンのマシン語プログラムを毎回打ち込んだりカセットからロードするのは時間がかかりすぎるので、PCから直接再生することにしました。

使い方

“FSKプレイヤー” をダウンロード fskplayer.jar – 33 回のダウンロード – 11 KB

Java 1.7以降のJREがインストールされていることが前提です。

ファイルをダウンロードして適当なフォルダに格納してください。JR-100のプログラムデータをデータフォーマットに従ってテキストファイルに格納し、コマンドプロンプトから必要な引数を指定して実行すると、音声データがスピーカーから再生されます。PCのヘッドホン出力とJR-100のモニタ端子を接続して再生することで、JR-100にプログラムを読み込ませることができます。うまくロードできない場合は、音量を調整してみてください。

書式

java -jar fskplayer.jar {-basic|-machine} -r name -a addr -n name -v value

-basic
BASICプログラムを再生する場合に指定します。
-machine
マシン語プログラムを再生する場合に指定します。-basic-machineも指定されなかった場合は-basicが指定されたものとみなします。
-r name
読み込むファイルを指定します。
-a addr
マシン語プログラムの開始アドレスを指定します。-basicが指定されている場合は無視されます。
-n name
プログラム名を指定します。省略した場合はPROGRAMが指定されたものとみなしします。
-v value
再生する音量を0から100の整数値で指定します。0が無音、100が最大音量を意味します。規定値は20です。

実行例1

E:\tmp\test.basファイルに格納されたBASICプログラムをPROGRAM(規定値)という名前で保存する。

実行例2

e:\tmp\test.datファイルに格納されたマシン語プログラムをTESTという名前でアドレス0x3000から保存する。再生音量は30とする。

データフォーマット

BASICプログラム

JR-100 BASICの書法に従って、1行に「<行番号> <本体>」の形式で記述します。大文字・小文字は問いませんが、小文字はすべて大文字に変換されます。ASCII文字以外の特殊文字を入力する場合は、「\nn」(バックスラッシュ+16進数の数字2桁)で指定してください。

プログラム例

画面内のランダムな位置にUFOを100個表示します。UFO文字の文字コードは0x85なので、「\85」と表記します。

マシン語プログラム

マシン語を表す16進数の2桁の数字を空白文字または改行文字で区切って列挙します。数字の前にプレフィックスはつける必要はありません。つけるとエラーになります。1行に含まれる数字の個数は任意です。

プログラム例

画面の左上から右方向に、文字コード0x00から0xFFまでの文字を表示します。
まず以下のプログラムをtest.datに保存します。

次にfskplayerでJR-100に読み込ませます。開始アドレスは0x3000とします。

JR-100で読み込んだ機械語プログラムを実行します。

 

投稿者: けむしろう

プログラミング、サーバ構築、電子工作、旅行が好きです。

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