MPLAB X IDEのSCLでデバッグ(1)

電子工作

PICマイコンの開発環境であるMPLAB X IDEには、デバッグ用のプログラミング言語Stimulus Control Languageが備わっていることが分かりました。いま僕が作っているPICプログラムはNTSCのコンポジット信号を入力として、エッジの数が256回目なら57.3μsのパルス、それ以外なら4.7μsのパルスを出力する、みたいな動作をしているため、ちまちまステップ実行すると何百回もマウスをクリックしないとならず面倒だしミスります。そこでこの言語を使ってデバッグしてみることにしました。僕にとってはPICでモノ作りすること自体が初めてで、当然この言語の知識もまったく無いので、少しずつ理解していく過程をここで紹介していこうと思います。

はじめに

まず前提とする開発環境のバージョンは、MPLAB X IDE v3.65とします。使用しているPICはPIC16F1705ですが、PIC自体はどのモデルでも(多分)言語仕様自体は影響がないと思ってます。

ドキュメントについて

Stimulus Control Lanauge(以降SCL)のドキュメントは、IDEのスタート画面からたどれます。ブラウザ上でオフライン参照できます。アクセスするには、まずスタート画面で”LEARN & DISCOVER”のリンクをクリックして出てくるメニューから、”Users Guide & Release Notes”を選びます。

するとブラウザが開いてマニュアル類の一覧が出てくるので、”SCL Users’s Guide”を選んでください。

以降、このユーザーズガイドを順番に読み進めていこうと思います。


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