東芝が1983年に発売した8bitパソコンである。通称「パソピア7」と呼ばれる。開発元は東芝のOA機器事業部。当時のパソコンでは3重和音の音楽演奏機能を搭載するのが普通でしたが、PA-7007は6重和音が出せるのが特徴である。

ハードウェア仕様
構成部品
| CPU | LH0080A (Z80A互換) 3.99MHz | |
| RAM | TMM4164P-3 × 8個(64KB) | |
| ROM | 2764 × 6個 (48KB) | BIOS:16KB, BASIC:32KB |
| VRAM | TMS4416-15 × 7個 (56KB) | グラフィック用3面×16KB, テキストアトリビュート用8KB |
| キャラクタジェネレータ | 2732 × 1個 (4KB) | |
| PIO | LH0081A (Z80A-PIO) | |
| CTC | LH0082A (Z80A-CTC) | |
| PPI | D8255AC-5 × 3個 | |
| CRTC | HD46505SP | |
| DCSG | SN76489AN × 2個 | 6和音+2効果音 |
PIO: Peripheral I/O ?
CTC: Counter/Timer Circuit ?
PPI: Programmable Peripheral Interface
DCSG: Digital Complex Sound Generator
オプション
RAM PAC2 (PA7243)
RAMを16KB拡張するためのオプションカートリッジ。残念ながらカバーを開けられなかったので、中に入っているメモリICを確認できませんでした。かなりぐいぐいこじあけようとしたのですが、すごく固いです。カバーのツメらしきものが2個折れてしまいました…。
