余談: JR-100のコストパフォーマンス

このページは個人的な思い入れで書いたものですので、あまり信用しないでください 😉

JR-100の発売当時の他のマイコンと、コストパフォーマンスを比較してみました。コストパフォーマンスの計算式は以下とします。** コストパフォーマンスはジョークです。厳密なものではありません…… **

  •  コストパフォーマンス=(性能ポイント)÷(価格)
  • 性能ポイントは以下の合計値
    • CPUクロック数×20,000
    • RAM容量のビット数×20,000
    • 発色数のビット数×10,000
    • (同時発音数÷3)×10,000
    • 1978年からの経過時間係数。5年で価値が半減する、つまり(1/2)^(1978年からの年数/5)

この基準では、PC-6001(1.57)やMZ-700(1.46)のコストパフォーマンスが高いのが目立つなか、JR-100もなかなかのスコア(1.34)であるといえるでしょう(あくまでMy基準で)。 逆に日立のベーシックマスターシリーズが軒並み1未満なのがちょっと残念な感じです。

メーカー 機種名 CPU クロック (MHz) RAM (KB) 発色数 発音数 価格 発売年月 コストパフォーマンス(※)
NEC PC-6001 μPD780C-1 4 16 9 3 84,800 1981年11月 1.57
PC-8001 μPD780C-1 4 16 8 1 168,000 1979年9月 1.00
シャープ MZ-80K2E Z80 2 32 2 1 148,000 1981年 0.68
MZ-80C Z80 2 48 2 1 268,000 1979年 0.54
MZ-700 Z80A 3.6 64 8 1 79,800 1982年11月 1.62
X-1 Z80A 4 64 8 3 155,000 1982年11月 0.89
富士通 FM-7 MBL68B09 8 64 8 3 126,000 1982年11月 1.46
FM-8 68A09 1.2 64 8 1 218,000 1981年5月 0.54
日立製作所 MB-6880(ベーシックマスター) HD46800 0.75 4 2 1 188,000 1978年9月 0.36
MB-6885(ベーシックマスターJr) HD46800 0.75 16 2 1 89,800 1981年12月 0.80
MB-6890(ベーシックマスターレベル3) HD6809 1 32 8 1 198,000 1980年5月 0.59
東芝 PA7010(パソピア) Z80A 4 64 8 1 163,000 1981年 0.94
PA7007(パソピア7) Z80A 4 64 27 6 119,800 1983年 1.12
松下電器 JR-100 MB8861 0.89 16 2 1 54,800 1981年11月 1.34
JR-200 MN1800A 1.25 32 8 3 79,800 1982年12月 1.19
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