micro:bitで5-queen問題を解く

micro:bitの5×5のLEDディスプレイがマス目に見えてきて、そういえばN-queen問題もマス目にクイーンを置く問題だよな、と思い至りました。そこでmicro:bitで5-queen問題を解いてみようと思います。せっかくなのでmicro:bitでどれだけの計算性能を出せるのか見てみることにし、ついでにPythonとC++で同じプログラムを作ってどれだけ差がでるのかを見てみます。計算性能の測定が目的なので、バックトラック法のようなロジカルな解法ではなく、ニューラルネットを使った数値計算型の解法を使って試してみることにします。 5-queen問題とニューラルネットについて 一般的にはN-q … “micro:bitで5-queen問題を解く” の続きを読む

JR-100のビデオ出力のカラーNTSC化(4) S-Video出力完成、しかし……

前回の同期ずれ問題を解消すべく、そもそもビデオキャプチャ側で同期分離する必要がなくなるようS-Videoでの出力化をすることにしました。S-Videoでは輝度信号(Y)と色信号(C)を分離して出力すれば良いです。JR-100からのコンポジットビデオ信号はS-VideoでのY信号そのものなので、JR-100の出力をそのままYに流してやり、適当なタイミングでC信号を出力すればよいはずです。 回路図 回路図の基本は前回のものを踏襲します。ただし次の2点を組み合わせて合計4パターンで実験してみることにします。 水平同期信号の幅 JR-100の水平同期信号の幅は9.05μsと規格よりだいぶ長くなっている … “JR-100のビデオ出力のカラーNTSC化(4) S-Video出力完成、しかし……” の続きを読む

JR100:エミュレータv2でゲームパッドに対応

JR-100エミュレータver2で、ゲームパッドに対応しました。さすがにゲームパッド対応用のマルチプラットフォームなライブラリを自作するのは手間がかかりすぎるので、JavaではメジャーなJinputを使っています。JInputはJavaのゲームエンジンlibgdxでも内部で使われているみたいです。 Jinputの使い方は別投稿に譲るとして、まずは設定画面はこんな感じです。 以下のゲームパッドでテストしていますが、他のでうまく動作するのか分かりません。もし動かない場合は連絡いただければ幸いです。 サンワサプライ アーケードスティックII  (JY-A46UCBL) エレコム Xinput対応ゲー … “JR100:エミュレータv2でゲームパッドに対応” の続きを読む

JR-100:エミュレータv2にCPU速度設定機能を追加

長らく放置していたJR-100エミュレータver2に新機能を追加しました。CPU速度を設定する機能です。コメントでいただいていた機能をいつか実装しようと思いながらずっと手を着けられずにいましたがようやくできました。ついでにR6522の実装も強化しています(外見はよく分からないと思いますが)。 ダウンロードはこちらよりお願いします。 JR-100エミュレータ こんな設定画面です。ほぼ10倍速となる10MHzまで指定できます。 JR-100のBEEP音の周波数はクロック周波数に直結しているため、例えば実機でクロックを2倍に修正するとBEEP音の周波数も2倍になるはずですが、エミュレータではクロック … “JR-100:エミュレータv2にCPU速度設定機能を追加” の続きを読む

R6522:DDRBが入力モードでも矩形波出力がされる。

JR-100ではR6522のPB7に生成される矩形波をスピーカーに接続し、音声出力として用いています。このR6522のPB7に矩形波を出力するための条件として、データシートには以下の記載があります。 A precaution to take in the use of PB7 as the timer output concerns the Data Direction Register contents for PB7.  Both DDRB bit 7 and ACR bit 7 must be 1 for PB7 to function as the timer output.  If … “R6522:DDRBが入力モードでも矩形波出力がされる。” の続きを読む

6802アセンブラで逆アセンブラ形式の出力に対応

6802アセンブラで逆アセンブラ形式の出力に対応した。こんな感じで出力する。とりあえず相対分岐命令の時にラベル名を出すようにした。理想的にはアドレッシングモードがdirectとextendedのときもラベル名を出すべきな気もするけどまだできていない。まあいいか。だいぶ完成形に近づいてきた気がするな。

 

R6522のシフトレジスタの挙動が分からない

R6522のシフトレジスタの挙動をデータシートをもとに調べていますが、理解できないところが多い。 モード0: SRが無効になるモードなのに、CB1の立ち上がりエッジでCB2にシフトアウトするように読める。(“In this mode the microprocessor can write or read the SR and the SR will shift on each CB1 positive edge shifting in the value on CB2”) モード1: T2カウンタの下位バイト(Nとする)のタイムアウトごとにシフトするはずだが、添えられ … “R6522のシフトレジスタの挙動が分からない” の続きを読む

6802用アセンブラを作る(5) 一応完成

ひとまず仕様をfixさせ、ユーザーズガイドを作成しました。結局構文解析部分は命令毎に規則を書き下す方式にしました。状態遷移表の状態数は740状態、遷移数は3445個です。これくらいなら許容範囲かな? 規則部はこんな感じ。各命令に対応するシンボルから始まり、それぞれの命令で指定可能なアドレシングモードの規則を記述しています。文法違反の場合は、特別なエラー命令(ErrorInstruction)を生成し、パーサから抜けた後に命令リストをスキャンし、まとめてエラー表示する方式とします。

ちょっと悩んだのがアドレシングモードのうちDir … “6802用アセンブラを作る(5) 一応完成” の続きを読む

6802用アセンブラを作る(4) JR-100でのテスト

作成したアセンブラのプロトを使って、JR-100の実機試してみました。最終的な目的はJR-100に搭載されているVIA(6522)のテストのためなので、マシン語から直接VIAのレジスタを叩いてJR-100のスピーカーから音階を鳴らしてみました。JR-100への入力は同じく自作のFSKプレイヤーを使います。 プログラム JR-100ではVIAのPB7がスピーカーに接続されています。つまりVIAのタイマー1のフリーランモードでPB7に出力される方形波が音声として再生されるため、タイマー1の初期値を生成したい周波数に合わせて調整すればよいということです。タイマーが0になるごとにPB7出力が反転するの … “6802用アセンブラを作る(4) JR-100でのテスト” の続きを読む

6802用アセンブラを作る(3) プロトタイプ完成

構文解析部分で少し悩みましたが、ひとまずプロトタイプはできました。パーサーを自分で作るのとは異なり、ジェネレータを使うとエラー処理をうまく書くのが難しいです。いまのところ最低限の処理しか実装していません。またたまに例外を発生しますのでお気を付けを……。 2017/3/25追記 アセンブラの正式版の説明はこちらに移動しました。お手数をおかけします。 構文解析について 行の構文解析のところで二つの方式で悩みました。 方式1: 命令の正当性を構文規則で表現する こんな規則になります。

この方式だと構文エラーが自動的に判定できるので(当 … “6802用アセンブラを作る(3) プロトタイプ完成” の続きを読む